はっきりとした行事がないわりに、師走に向けてばたばたを忙しなくなってくる11月。仕事をはじめ、親戚の集まりや友人知人の会などで、気さくな会話が続く話題のネタをご紹介します。

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第3木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日。ワイン好きには嬉しい話題

毎年第3木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日。「ヌーボー」とはフランス語で「新しい」という意味で、その年のワインの新酒ができたことを祝う日です。その年に採れたばかりの若いワインを使っているので、味は酸味も目立ったりと深みはないかもしれませんが、あくまで「お祝い」としてお祭り気分で味わう縁起物です。ワイン好きなら、「ボジョレー解禁日は、どこかで飲んだりするんですか?」なんて質問されるのも嬉しいのかも。ちょっとしたうんちくとともに、ボジョレーに限らずグルメ談義に花が咲きそうです。

11月に2回ある「酉(とり)の日」は、酉の市のお祭り

開運招福や商売繁盛を願って行われる酉の日のお祝い。普通は2回、暦の都合で多い年は三の酉まであり、神社などでは縁日や出し物などが盛り上がります。縁起物として熊手を買う家庭も多いのではないでしょうか。「酉の市は行きますか?」、「近くだとどこでやってますか?」などの質問や、自分が子供の頃の思いで話も盛り上がりそう。年上の人が相手なら、神社の様子や出店の種類など昔と今の違いを話すのも楽しそうです。

22日は「1122=いい夫婦」の日。贈り物、過ごし方は?

11=いい、22=夫婦で、いい夫婦の日と名付けられた日もあります。国民の祝日などではありませんが、家族間、夫婦間でアットホームに感謝の気持ちを伝えたり、ゆったり過ごしたりするにはいい日になるのではないでしょうか。とはいえ、浸透のほどはまだまだ十分でないかもしれません。

会話のフリは、「いい夫婦の日、って知ってますか?」という質問でもいいのかもしれません。「知っているよ、うちは・・・」という感じで具体的に話が弾むか、「初めて聞いた、それは何?」というところから会話を広げるか。まだ新しい文化ですが、いずれにせよいろんな場面で会話が広がり、恥ずかしがらずに夫婦感の理解が深まるといいものです。

国民の祝日が2回もある11月!休みの日の過ごし方は?

3日=文化の日、23日=勤労感謝の日と、2回も祝日がある11月。カレンダーによっては連休になるとは限りませんが、お休みが増えるのは嬉しいこと。季節柄、地域によっては紅葉や初雪などを楽しめたり、魚やジビエ、根菜類など秋のグルメもおいしい時期で、旅行の計画をする人も多いのでは。「次の祝日はどこか行きますか?」、「どこどこ(地域)は、ちょうど紅葉がきれいになっているみたいですよ」、「どこどこ(地域)のお祭りはいつか行ってみたいんです」など、観光情報は話しを聞くだけでも心がわくわくするもの。海外よりも、国内の景色が美しくなる季節ならではの話題で盛り上がることができそうです。

子どもがいる家庭では一大イベント、七五三

15日は七五三。女の子は3歳と7歳、男の子は5歳の数え年に、成長を祝って行います。多くの家庭では、まだまだ和装でお参り刷る伝統もあることから、その準備は一苦労。その年代のお子さんがいる家庭の方になら「七五三はされるんですか?」、「お着物は選ばれたんですか?」なんていう話もいいのかも。親御さんの苦労をねぎらいつつ、何より成長のお祝いの言葉を添えるのを忘れずに。

来月は師走。そろそろ今年一年の総まとめの話題も

毎年ですが、「今年ももうこんな時期ですねー」という一言が挨拶代わりになる11月。不思議なほどに、誰もが「あっという間だったなあ」と感じる時期でなので、「ちょっと早い気もするけれど、今年はどんな一年でしたか?」と聞いてみるのもいい季節。本当に忙しさに追われる12月になってからではとれない時間も、11月ならまだすこし余裕がある人も多いと思うので、「大掃除はいつもいつごとから始めますか?」、「年末はいつからお休みですか?」など、師走に必要になるものや、お正月に向けて買うものなど、年末年始の準備についていろいろ話が膨らみそうです。

冬の風物詩といえば鍋。おすすめレシピやお店の話題

日本の冬の食べ物といえば鍋。水炊きやモツ鍋、しゃぶしゃぶなど定番の鍋だけでなく、豆乳鍋、トマト鍋、ほうれん草の常夜鍋、牡蠣土手鍋など”新定番”もいろいろ登場しています。身近なネタだけに、「今日の夜は、鍋かなー」の一言だけでも、「いいですねー、何鍋ですか?」と、どんな人でも会話が続きそう。作り方も家庭それぞれなので、「出汁は何でとりますか?」、「たれはつける?」、「青菜は何が合うメニュー?」など、細かいことまでついつい聞きたくなっちゃいます。

また、家で作る鍋だけでなく、お店に食べに行くのも楽しいイベント。「モツ鍋でおすすめのお店はありますか?」、「北海道に行くなら何鍋がいい?」、「恵比寿で行きたい鍋屋さんは?」など、お店の情報交換も盛り上がりそう。ちょっと気の早い忘年会に向けて、ネタ集めをしておくのも良さそうです。

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