滑舌練習グッズで改善させる方法もあります。教室に通う暇がない、そもそも恥ずかしいなどの理由で教室へ行けない方は、これらのグッズで日々のトレーニングしてみてください。お金のかかる順に紹介していきますね。
POWER BREEZE(パワーブリーズ)
パワーブリーズは、呼吸に必要な横隔膜などの呼吸筋を鍛える呼吸筋グッズです。運動パフォーマンスに特化しているので関連しないと思われるかもしれませんが、声量がアップすると通る声になるので、滑舌練習に役立つグッズです。
低負荷タイプ
中負荷タイプ
高負荷タイプ
VOICE MAKE(ヴォイスメイク)
商品としてヴォイスメイクと呼ばれるものも販売されており、滑舌棒と似たような方法で滑舌を良くするものとなります。ヴォイスメイクは柔らかい素材で出来ているため、歯や口の中を痛める心配はありません。小さなダンベルのような形をしており、奥歯でも噛みやすくなっています。奥歯で噛むだけでなく、先端のみを前歯で噛んで口を開けて発声するというやり方もあります。
Be-Vo(ビーボ)
こちらは、ヴォイスメイクよりも材質に弾力性があります。
空のペットボトル
空のペットボトルを唇で覆って発声練習をすることで唇を閉じる力が鍛える方法もあります。
注意点としては、前歯でペットボトルを噛んでしまうと歯を痛める可能性が高いため、噛まないで行うようにします。滑舌棒やヴォイスメイクと違い、声が響きにくいため、近所迷惑にならずに滑舌練習が行えます。滑舌練習にピンポン玉を使用するという方もいます。ペットボトルと同様に、歯に当てないようにピンポン玉を唇で覆う方法となります。
ピンポン玉は飲み込んでしまうと危険なため、お子様にやらせるという方はピンポン玉を使用する方法はしないほうが良いでしょう。
滑舌棒
まずは口に棒を挟んで発声練習を行うものがあり、滑舌棒と呼ばれています。滑舌棒専用の商品は販売されていないため、棒状のなにかを用意して行うようにします。どこの家庭にもあるものとしては、割りばしや箸となります。普通の箸ですと、滑って落としやすいため、割りばしを使用したほうが良いでしょう。
滑舌棒の方法としては、奥歯で棒を挟み、早口言葉などを発声します。これを行うことによって、自然に口を大きく開けて話すことができるようになり、口まわりの筋肉が鍛えられて滑舌が良くなります。長時間練習していると歯が痛くなってしまうので、やり過ぎには注意をしましょう。
滑舌練習を効果的にするポイント
滑舌練習の際には発声をすることがありますが、発声をする音としては、サ行を中心に行うと滑舌が良くなりやすいです。理由は、サ行が苦手という方が多いからです。