ラジオを聞いていると、ラジオパーソナリティの話し方が上手だなと感じた方も多いのではないでしょうか。こちらも斜め上をいく発想ですが、右斜め上プレゼンテーションする際に、うまく話せないと感じるのなら、とりあえずラジオを聞いて分析してみてください。

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今回は、ラジオパーソナリティについてお話します。

なぜラジオを聞くべきなのか?

プレゼンでうまく話せないとか、言葉がうまく出てこないとか思ったことはあるはずです。プレゼンで上手に話すためには、ある程度慣れも必要ですが、それでもできるだけ上手に話したいと思うでしょう。ネットで話し上手になる方法と検索しても、聞く方に徹しろと書かれていることが多いです。普段の会話ではそれで構いませんが、自分が率先的に話すプレゼンで聞く能力をあげても意味がありません。

プレゼンのトーク力をあげるためには、会話術を磨くべきです。とにかくわかりやすく、はっきりと話すことが大切です。しかし、そういった教材や講座を受講するためには、お金がかかりますし、はっきり言って、どれが効果が出るのかわからないことも多いでしょう。

そんな方におすすめなのがラジオを聞くことです。テレビ派だし、今時ラジオなんか聞かないという人もいるかもしれません。しかし、ラジオほどトーク力をあげるものはありません。ラジオはテレビと違って映像がありませんから耳から情報を得ることになります。なので、ラジオパーソナリティは会話上手でないと、何を言っているのかさっぱりわからなくなってしまいます。なので、今すぐに勉強したいと思うのならラジオを聞いて、真似をしてみましょう。話し方を聞いて真似をすることによって、どんな風に話すべきなのか理解できるはずです。

何よりラジオは無料で聞けますから、何万円もする教材を買わなくても、無料で勉強をすることができるのです。ラジオ機器だけでなく、スマホやネット環境があればいつでもどこでも聞けるため、始めたいと思ったときにすぐに始めることができますよ。

どういうラジオ番組を聞くべきか?

しかし、ひとことでラジオといっても、たくさんの番組があります。あまりプレゼンに適していないラジオを聞いて勉強しても、あまり効果的とはいえません。ですので、たくさん会話している番組を聞くべきです。

特におすすめはトークバラエティーです。いろいろな人がラジオ番組を行っていますのが、アナウンサーなどが話している番組は聞き取りやすいので、おすすめです。また、芸人やアーティストが話すオールナイトニッポンも聞いてみましょう。あまりラジオに興味がない人でも、好きな芸能人が話していたら多少は興味を持てるはずです。まずは、ラジオに興味を持つことから始めてみてもいいかもしれません。ラジオが嫌いだったり、興味がなかったりすると、聞いていることですら苦痛に感じてしまうからです。好きになることで、勉強も楽しくなるはずです。

ラジオを聞くだけでは上達しない

もしかすると、世の中には聞くだけで会話術がアップするという教材があるかもしれません。しかし、それに手を出すのはあまりおすすめできません。頭の中では理解できても、とっさに口から出るかはわからないからです。

例えば、プロの野球選手が教えてくれる教材があったとします。多少の知識や技術は理解できましたが、一切練習せずに身につくわけがありませんよね。それと同じことで、ラジオを聞いたらできるだけ口に出すことが大切です。はじめは下手くそですし、恥ずかしいかもしれませんが、練習していれば必ずうまくなっていきます。ラジオと会話するというのも上達に近づく練習方法です。

よく聞いて内容を理解すると、語りかけてくるようなことを言っていることがあります。そんなときに自分が思ったことを口に出してみましょう。共感できることであれば、共感し、反論する意見であれば、反論します。そういう地道な積み重ねを繰り返すことによって、プレゼンのトーク力を上げることにつながるのです。

また、話上達させるためには、ひとりで練習するというのも大切です。友達や家族がいる場所でラジオと会話するのはかなり恥ずかしく思ってしまうはずです。なので、誰もいないときにこっそりと練習をしてみましょう。ひとりなら、失敗しても誰にも聞かれる心配がありませんから。

練習することを考えると、大人数が話しているラジオ番組よりも、ひとりでトークしているラジオパーソナリティーの番組のほうがいいかもしれません。話し相手がいないのに、ずっと独り言を聞かせるというのは、かなりの話術が必要になるからです。ラジオをたくさん聞いて、この人は上手だな、面白いなと思ったら積極的に真似してみましょう。たくさん練習した後には、きっとその人の会話術が身についているはずですよ。