5月といえば大型連休、ゴールデンウィークが楽しみな人も多いのではないでしょうか。気兼ねのない家族旅行や家でゆっくり羽を伸ばす休みなら気楽ですが、親戚や久しぶりに友人など、微妙に気を遣う人と会う機会も一度や二度はあるのでは?また、会社や学校でも、新学期が少し落ち着いてきた頃。新しいメンバーとも、これから本格的に仲良くなっていくチャンスです。そんなときにも役に立つ、ちょっとした世間話にぴったりの話題を紹介します!
男の子が居る家庭なら、端午の節句。家での習慣やお祝いについて
女の子はひな祭りでお祝いするように、男の子なら5月は端午の節句のお祝いがあります。家の中にはカブトや金太郎の飾りを飾ったり、外には鯉のぼりを掛けたりするのが伝統的ですが、最近の住宅事情では昔通りにはいかないもの。「お宅はお飾りどうしてますか?」、「家のどこに置いてます?」なんていう暮らしの便利情報も、意外とお互い役立つ話です。また、食べ物では、出世魚であるブリ(の照り焼き)や、勝負事にかけた鰹(勝つ)のたたきなどが縁起物。「お料理はなにか特別に作りますか?」、「買うならどこのお店がおすすめ」など、今夜のご飯選びにもなる情報交換ができるかもしれません。
ゴールデンウィークの予定。今年の予定が特になければ今までの思い出話も◎
なんといっても5月の目玉はゴールデンウィーク。4月29日のみどりの日から、平日を数日休みにすれば、十日近い連休になる人も多いよう。帰省だけでなく、思い切って海外など旅行に出る人も珍しくないのではないでしょうか。「連休は何日取れそうですか?」、「ご家族もお休みの日は重なりそうですか?」といった日程の話題から、「どこか行かれますか?」、「最近はどこ(地名や国名)なんかが人気らしいですね」といった場所の話題などたくさん広げられそうです。
自分の行ったことのある場所や、行ったことはなくても興味のある場所の話題が出たらますます盛り上がること間違いなし。旅行しない派の人も、それはそれなりの魅力があるもの。家でまったりすごす方法や、地元のちょっとしたお店など、お休みならではの楽しみを語り合ってはいかがでしょう。
新入社員・新入生の話題。入って一ヶ月、どんな感触?
多くの学校、会社は4月が新しい期の始まり。新入社員や1年生など、新しいメンバーが入ってきて、1ヶ月ほど経った頃ではないでしょうか。少し慣れてきたところで、みんながどんな人柄なのかちょっと気になってもいるところ。「そちらの部署の新入社員さんはどうですか?」、「今年の新卒は元何部の人がいて…」など、それぞれの紹介話は盛り上がるところ。悪口やお説教にならないように、楽しく、いい評価を中心にしたいところです。
連休明け頃、体が重い?五月病の症状や対処法について。
新しい環境にちょっと慣れてきた頃、最初の頑張りの疲れが出るのか、「五月病」とも言われるプチ鬱な状態。病気として正しい呼び名ではないですが、なんとなく気分が落ちこんだり、疲れやだるさ、夜しっかり眠れないなど、精神的なストレスが要因とも言われています。
「最近調子はどう?新学期の無理は出ていない?」などという気遣いの声をかけるもの、世間話のきっかけとしては大いにアリだと思います。もし相手が悩みを抱えているようだったら、一方的に「がんばれ!」、「大丈夫!」など励ますのではなく、ゆっくり話を聞いてあげる、受け入れてあげると言うことも大事。そのうえで、「たまにはゆっくりお風呂に入るとリラックスできるかも」、「私は意外とアロマオイルでよく眠れるようになるよ」など、押しつけにならない範囲で対処法の選択肢を紹介してみるのもおすすめです。
天気も温度も気持ちいい季節、BBQの話題
アウトドアイベントが人気のこの頃。バーベキューは5月の風物詩になっていている気さえします。ゴールデンウィークでなくとも、天気の良い週末にはぴったりのイベント。「バーベキューしたりしましたか?」なんていう質問から、「どこどこの河原は週末になるとバーベキュー客で混んでますよ」、「デパートの上でもバーベキュー出来るところがあるらしいですね」など場所の話も楽しそう。最近では、「グランピング」と呼ばれるホテル型のキャンプも人気なので、おしゃれな人にはそんなトレンドスポットについて質問をふってみてもいいかもしれません。
第二日曜日は母の日。贈り物は?
5月の第二日曜日は母の日です。定番の贈り物と言えばカーネーションですが、大人になると、物を贈るより一緒に過ごす時間の方が喜ばれたりするのかも。「母の日はなにか贈ってますか?」なんてプレゼントの話から始まり、「最近はいつ実家に帰りました?」など会うときの話、母親についての思い出話、住んでいる故郷や健康のことなど、誰にでも居るお母さんのことだから、ほっこり心温まる会話ができそうです。