早口を直す方法としてまず効果的なのが、自分の言葉を録音して自分で聞くという事をすると良いでしょう。話している言葉を自分が聞くという立場になる事で自分の言葉のスピードというモノが聞き取れる者なのかどうかという事がこれで自覚することが出来るようになります。

すると自分で話すスピードを意識することが出来るようになるので、まず気づくという事が出来るようになるわけです。

早口で話してしまうという人は、自分の頭の中の考えている事を言葉にしながら話をしているので自分の頭の中では解釈をすることが出来ているのですが、他人にはそのようには解釈出来ないという事になっています。ですから一度他人の立場で自分の言葉を冷静に聞くというという事をすることで、自分が早口であるという事を自分の深層意識に納得させるようにする事が必要なのです。

よく人から言われるという場合には表層の意識でしか納得をしていないので、その事の重要性に気づいていないという事が良くあります。大したことでは無いという事を勝手に判断していることがありますので、まずは自分の意識にしっかりと言葉が早いのだという事を意識させることが大切という事になるわけです。

次にはゆっくりと落ち着いて話すという練習をすると良いでしょう。その為に深呼吸をしてから話すという事をしましょう。

深呼吸をすることで自分が話す事を頭の中でまとめることが出来るという間も出来るようになります。息をゆっくりと吐きながらゆっくりと話すという事を意識しておくようにします。この意識があるのとないのとでは全く違った話し方やスピードになるという事は考えた方が良いでしょう。自分で考えている以上にこの落ち着いてゆっくりと話す事をする事には効果があります。

そして、周りを見るという事をすると良いでしょう。周りの話している言葉をかみしめるようにもして聞くようにします。すると話をしている人のペースというモノもそこからつかむことが出来るようになります。リズム感のようなものが会話にはあって、それがあまりにも普通とされているものからズレていると早口とかんじるようになります。

その一般的なところをつかむには経験しかないわけですが、それは周囲で話されている言葉のリズムを理解することで、ある程度は分かるようになるはずです。早口で話をする人の多くがあまり人の話を聞けていないという事があるので、これも注意をしておくとよいでしょう。